井上酒造かなごて 地域への思い込めた日本酒 新商品「推譲」 4月1日発売

経済

掲載号:2021年4月10日号

  • LINE
  • hatena
「推譲」を手に笑顔を見せる小山田さん(中央)、井上さん(左から2人目)、加藤さん(左端)ら
「推譲」を手に笑顔を見せる小山田さん(中央)、井上さん(左から2人目)、加藤さん(左端)ら

 郷土の農政家・二宮尊徳の教えを伝える言葉「推譲(すいじょう)」を銘柄にした日本酒が、4月1日に発売された。耕作放棄地解消に取り組む合同会社小田原かなごてファーム(小山田大和代表社員)が栽培した米を、井上酒造(大井町/井上寬社長)が醸造した新商品だ。

 米は、太陽光発電パネルの下で農作物を栽培する「ソーラーシェアリング」の田んぼ(小田原市桑原)で収穫したもの。また、井上酒造では、同施設で発電した電気を含む再生可能エネルギーの電力を酒造りに使用している。

 市内で6日、お披露目会が開かれた。小山田さんと井上さんは3年前からこの商品を企画していたが、発電施設の倒壊、米の収量不足などで実現できなかったという。「酒造りは良い水、良い米が無ければできない。地域、地球の環境について考えてもらえればと思ってこの酒を造りました」(井上さん)、「電気も食も地産地消。脱炭素、持続可能な社会という考え方からもこの商品は意味がある」(小山田さん)と、それぞれ念願の完成を喜んだ。ラベルの「推譲」を揮毫した前小田原市長・加藤憲一さんも出席し、「難しい時代だが、皆で差し出し合うことでできるようになることもある」と推譲の意味を踏まえて話した。

 「推譲」は700本限定。同酒造HPから購入できる。(問)同酒造【電話】0465・82・0325
 

〈推譲〉商売、或いは日常の中で利が出たらすぐに使うのではなく、次の世代のため、あるいは広く社会のために使うという生き方。(商品説明より)
〈推譲〉商売、或いは日常の中で利が出たらすぐに使うのではなく、次の世代のため、あるいは広く社会のために使うという生き方。(商品説明より)

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

『別堀遺跡群 無御座候(ござなくそうろう)の村』

遺跡探訪シリーズ16刊行 小田原市

『別堀遺跡群 無御座候(ござなくそうろう)の村』 文化

5月8日号

公民連携で電力地域自給

公民連携で電力地域自給 社会

関連企業らが現地視察

5月8日号

足柄ハリケーン県優勝

足柄ハリケーン県優勝 スポーツ

18年ぶり 悲願果たす

5月8日号

「こども風景」

「こども風景」 文化

山田花菜さん個展

5月8日号

中学校ソフトテニス大会

西湘地区

中学校ソフトテニス大会 スポーツ

泉中・千代中が優勝

5月8日号

Carp streamers comfortably swim in the sky in Odawara

【Web限定記事】Web限定で一部記事を英語版で配信します。

Carp streamers comfortably swim in the sky in Odawara 文化

5月8日号

あっとほーむデスク

  • 4月24日0:00更新

  • 4月17日0:00更新

  • 9月19日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2021年5月8日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter