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小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2021.08.14

小田原産シラス 好漁到来
大きさ、味も太鼓判

  • その日に獲れた素材で釜揚げの作業が行われる

  • 生シラスを手にする和田さん

 毎年3月に解禁される相模湾のシラス漁。小田原漁港に水揚げされるシラスがようやく獲れ始め、活気が戻っている。

 「黒潮の問題なのか、3カ月ほど”大”が付くほどの不漁だったよ」と苦笑いするのは、市内唯一となるシラス漁船「第一和田丸」の和田博行さん(52)。

 好不調の見極めが難しいシラス漁だが、6月くらいから徐々に魚が漁場に到来。8月4日には「ぼちぼちの漁穫かな」と言いつつも約200kgを水揚げした。

 和田さんは今年8月に直売所を市内国府津に構え、隣接する加工施設で釜揚げシラスの製造にも励んでいる。

 施設内では、その日に揚がったシラスが数kgごとに巨大な釜で次々に茹で上げられ、水分吸収や乾燥作業、スタッフによる調整が忙しく行われていた。「今年のシラスは大きさ、味ともに質の良い物が獲れている」と和田さんは話している。

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