戻る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 文化

公開日:2022.04.30

沖縄おばぁサンマ裁判を上映
吉田和恵さんが企画

  • 上映会のリーフレットを持つ三線奏者の吉田さん

 キネマ旬報文化映画部門第5位(2021年)受賞映画「サンマデモクラシー」(山里孫存監督)が6月4日(土)、小田原三の丸ホールで上映される。午後1時開演。



 同映画は、かつて米軍の占領統治下に置かれていた沖縄で、日本の味として食べていたサンマに関税が掛かっているのはおかしいと、魚屋の女将・玉城ウシが政府を相手に裁判を起こすドキュメンタリー。



 この上映会は、小田原市在住の三線奏者・吉田和恵さんが企画した。吉田さんは小田原市出身で、30代の時に沖縄の伝統楽器である「三線」の音色に魅了され、独学で三線奏者に。何度も沖縄を訪れる中で、文化、歴史にも興味を持つように。8年前からFMおだわらで番組を持ち、三線の音楽と共に「青い海と白い珊瑚だけではない沖縄」を発信し続けてきた。そんな中、昨年夏に公開された同映画を鑑賞した吉田さんは「おかしいことはおかしいというウシおばぁが人々を動かした。このエネルギーを今の人に伝えたい」と、小田原での自主上映を思い立った。



 上映後には吉田さんによる三線コンサートも予定。チケットは前売2000円、当日2500円で、FMおだわら【電話】0465・35・5150ほか、お堀端通りアジアンギャラリー山帰来【電話】0465・24・0284などで販売中。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの新着記事

小田原・箱根・湯河原・真鶴 ローカルニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS