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公開日:2024.01.01
箱根駅伝
あす、100回目の歴史刻む
町立郷土資料館で企画展
毎年1月2日と3日に東京・大手町―箱根・芦ノ湖間を往復する新春の風物詩「東京箱根間往復大学駅伝競走」が今年100回目を迎える。箱根町では歴史を振り返る展示や記念プレートの埋め込みに取り組んでいる。
「日本マラソン界の父」と呼ばれた金栗四三氏らが世界で戦える長距離選手の育成を目的に始めたといわれる同大会。
第1回大会は1920(大正9)年2月、慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学、東京高等師範学校(現在の筑波大学)の4校で始まった。
正月のテレビ中継で全国的に知名度が高まるなど、今では大学三大駅伝として注目されている。これまで同大会を経験した85人がオリンピックに出場するなど、金栗氏が掲げた「箱根駅伝から世界へ」の思いを体現する大会へと成長してきた。記念大会となる今年は出場枠を増やし、シード校10校と予選会を突破した13校の計23校で競う。
箱根町は100回大会を記念して、往路フィニッシュ地点の歩道に120cm×30cmのプレート=写真=を設置。
また町立郷土資料館では1月28日(日)まで企画展「箱根山を駆ける」を開催している。第1回大会の日誌や芦ノ湖で行われた予選会のコース図、沿道で応援する人々の写真などを展示。同館は「駅伝の歴史や箱根町との関わりを知っていただけたら」と話す。午前9時から午後4時30分まで。大人300円、小中学生150円。2日(火)、3日(水)は特別開館。休館日など詳細は同館HPへ。(問)町生涯学習課【電話】0460・85・7601
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