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小田原・箱根・湯河原・真鶴 人物風土記

公開日:2024.05.04

5月5日に開催される「小田原大合戦」で高校生の部実行委員長を務める
山本 雪乃さん
開成町在住 18歳

我が道を全力で

 ○…小田原城や駅周辺で行われるライブイベント「小田原大合戦」。全7会場のうち3つの会場の企画運営を行う、高校生を中心とした実行委員会のトップを務める。「とにかくたくさんの高校生とイベントをやりたい」。その思いで約60人の実行委員と準備を進めてきた。イベント当日は17校20組の高校生バンドも出演。「学生が作るライブイベントを見て楽しんでもらえたら」と気合が入る。

 ○…小学校6年の運動会では応援団長を務め、オリジナル応援歌で音頭を取っていた。運動会前日には「テンションが上がって人生で初めて鼻血が出た」と照れ笑い。小中学校で学級委員長も経験するなど「みんなで何かをやるのが楽しくて、好きだった」。

 ○…3歳から10歳までピアノを習っていた。中学2年から吹奏楽部に入部し、西湘高校では軽音部との掛け持ちだった。将来の道に音楽業界を意識するも、「大変だよというのを周りから散々聞いていた」と悩んでいた。転機となったのは昨年夏、ライブハウス「ODAWRA Quest」を軽音部の演奏会で利用した時のこと。音響機器を操作して会場の音を操る、PAの仕事に「演奏者の音を届ける仕事がかっこいいと感じた」と興味を持ち「自分のやりたいことをやろう」と強く決心した。

 ○…4月から東京都の専門学校に進学。PAの職を目指し音づくりのノウハウや機械操作などを学ぶほか、同ライブハウスでもアルバイトをしながら腕を磨く。「自分が出したいと思った音が出せるように経験を積みたい」と前を向く。自宅にいるときは小学生の弟とカードゲームやテレビゲームをして遊ぶが「手を抜かないので泣かれるときもある」と遊びも音楽も常に全力だ。

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