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公開日:2025.06.28

小田原市2024年観光統計
3年連続で過去最高
観光客数、消費額ともに増

 小田原市は6月18日、2024年の入込観光客数と観光消費総額を公表した。1年間の入込観光客数は約838万人、観光消費総額は約378億円となり、いずれも3年連続で過去最高を更新した。

 市観光課によると、増加の要因として昨年は小田原城址公園などの桜の見頃が例年よりも長く続いたことに加え、北條五代祭りでは、特別ゲストの4代目市川ぼたんさん、8代目市川新之助さんの登場もあり過去最多の約30万人を記録。さらに、花菖蒲まつり(6月)やちょうちんまつり(10月)など季節ごとの祭りも好調だったことが観光客数増加の追い風となった。また、新たに実施されたローカルフードイベントでは2日間で約10万人が訪れた。

 昨年比で、入込観光客数が約6万人増、観光消費総額は約27億円増。コロナ前の19年と比べても入込観光客数が134%、観光消費総額は184%と増加している。

 また、インバウンド需要も好調で外国人観光客数も順調に伸びている。外国人の小田原駅観光案内所利用状況でみると、年度集計ではあるが、23年度の約1万2千人から24年度は約1万5千人と増加。国別でみると、中国を含めたアジア圏が約4400人と最も多かった。

 3年連続で過去最高を更新したことについて市観光課の担当者は「イベントが一昨年からコロナ禍前の規模に戻り、昨年も継続したことで、観光客数が顕著に増加している」と話す。市ではアニメ作品とのコラボやまち歩き観光、健やかな食のまちをテーマにした施策を引き続き進め、より広域からの観光客誘致を図っていくとしている。

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