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公開日:2025.07.12
6月議会報告
命と食、エネルギー政策先進事例から学ぶこと
小田原市議会議員 城戸さわこ
今回の一般質問では以下の内容を提言しました。
新型コロナワクチン定期接種について
安全性の検証が不十分にも関わらず、市は国の方針に従い1億円もの予算をかけて定期接種を実施しています。副反応や後遺症、未接種者への差別といった問題への対応を求めたほか、どれだけ健康被害の救済ができているのか、厚生労働省と同様の分類での公表を強く要望しました。
エネルギー政策の見直し
太陽光発電は、廃棄物処理や土壌汚染、景観悪化といった問題が解消されていません。再生可能エネルギーの分野は日々研究が進み、京都大学ではCO2を出さない水素を使った発電、北海道では地熱発電と農業を融合した取り組みが進んでいます。本市も地域特性を生かし、地熱、家庭用風力、自家発電機などを組み合わせた「自律分散型エネルギーモデル」の構築が可能でないかと市に提案しました。
小児ワクチン治験
市立病院は7月から来年6月にかけて、新型コロナ不活化ワクチンの小児治験を実施します。対象は生後6カ月から12歳の子ども。答弁によると、保護者には1回1万円〜1万5千円が支払われ、病院には約800万円の歳入があります。これに対して大きな違和感を覚えます。乳幼児や小児は感染リスクが極めて低いとされ、むしろ不活化ワクチンを打つことで重篤な健康被害に遭う事例もあります。市の中核病院として慎重かつ誠実な対応を求めました。
米不足への対応と農業政策
「食」は電気や水と同様命を支える最重要インフラです。そこに手を打ってこなかった結果が、昨今の米不足に繋がっていると考えます。今こそ市が危機感を持ち、先を見据えた農業支援と自給も含めた食料確保を強化すべきです。大阪府泉大津市では、5年以上前から農業と連携して直接流通に関与できる仕組みを整え、現在も5kg3千円台で市民に安定供給し、農家の収入と市民の暮らしを両立しています。
その他の提案・要求
そのほか、宮小路エリアの商店の活発化を好例に挙げて地域コミュニティーの重要性を訴えたほか、史跡・小田原城跡 屏風岩の復旧方針の明確化、小田原らしい市外への広報戦略の展開を求めました。
城戸佐和子
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神奈川県小田原市本町4-2-40
TEL:080-3528-1276
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