小田原・箱根・湯河原・真鶴 意見広告
公開日:2026.01.01
意見広告
総合医療センターに期待
小田原市議会議員 鈴木和宏
整備が進められてきた市立病院が今年5月に完成し「小田原市立総合医療センター」として新たなスタートを切ります。本センターは、県西地区における急性期医療やがん治療の拠点病院として、大きな期待が寄せられています。
最新の医療設備の整備に加え、医療従事者が働きやすい動線の確保や、感染症にも対応可能な個室の大幅な増設など、診療を受ける側にも働く側にも配慮された病院となっています。
なかでも私が注目しているのが、長年訴え続けてきた「口腔外科」の新設です。口腔がん治療や埋伏歯の除去に加え、手術後の誤嚥性肺炎の予防や、抗がん剤・放射線治療に伴う口腔炎の軽減など、治療全体の質を高める重要な役割を果たします。
術後の肺炎は大きな手術をする際に口から挿管して人工呼吸器をつけることで唾液を通じて口腔内の菌が肺に達することで起きる恐ろしい病気です。特に高齢者においては、術後に肺炎を起こすと寝たきりの状態が2週間程度増えることで、筋力低下などの理由で退院後の生活の質に大きな影響を及ぼすため、その意義は大きいと考えます。
さらに、市内のかかりつけ歯科医院への医療連携が進むことで、合併症のリスクや副作用を減らすことにもつながり、回復を支える体制づくりに寄与します。都内の大きな病院では当たり前にできていたサービスが県西地区でも進むことを期待しています。
一方で、入院患者の3割強は市外からの来院であり、病院運営のための一般会計からの繰入金は、令和6年度決算で約13億円に上っています。県西地域の中核病院としての役割を担う以上、受益と負担のあり方を明確にし、周辺自治体にも応分の財政的負担を求めていく必要があります。
新病院の整備を契機に、より安全で質の高い医療が、将来にわたり安定して提供されることを心から期待しています。
鈴木和宏
-
神奈川県小田原市早川
TEL:0465-24-3070
ピックアップ
意見広告・議会報告
小田原・箱根・湯河原・真鶴 意見広告の新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!











