桐蔭学園高校サッカー部レギュラーとしてインターハイ優勝に貢献した 進藤 圭介さん 南足柄市在住 18歳
仲間との絆で日本一に
○…7月28日から8月3日まで秋田県で行われた全国高校総合体育大会に、桐蔭学園高校サッカー部の”10番”としてボランチ(守備的ミッドフィルダー)で出場。初優勝に貢献した。「優勝した瞬間は嬉しかったけれど、守備に回る機会が多く、自分の持ち味を出せず、思うようにチームに貢献できなかったのが悔しい。多くの課題が見えた大会だった」と、全国の強豪校を破っての優勝にも浮き足立つことなく、その視線は次なる目標へ向けられている。
○…幼い頃から兄が所属していた少年サッカーチーム『向田SC』の練習を見に行っていた。小学校1年生の頃から練習に参加するようになり、サッカー人生をスタート。その後、湘南ベルマーレのジュニアユースチームを経て桐蔭学園高校に入学。2年生の頃から主力として活躍している。「今のチームの基本スタイルは早いパスサッカー。ボールタッチなどの基本は向田SC時代に教えてもらいました」。ファーストタッチの正確性、球離れの良さなど、自身のプレースタイルの原点がそこにあった。
○…「今年の夏は、一度だけ学校の友達と海に行けました」。週に1回は始発に乗り、朝練に参加するなど、年間を通して完全にオフになるのは数日だけというサッカー漬けの日々の中、学校帰りに友達と洋服を見たりボウリングや食事をすることが息抜きになっているという。「一番好きなのは家で寝ること」と、試合で見せる姿とは正反対なインドア派な一面も。
○…インターハイ終了後も短い夏休みを返上して大学サッカー部の練習に参加するなど、精力的にサッカーに打ち込んでいる。「クラブチームも含めた全国の強豪チームが参戦しているプリンスリーグの他に、秋からは全国高校サッカー選手権大会も始まる。チームの武器である連携力を活かして”高校3冠”を達成したい」。サッカーに取り組む真摯な姿勢に、未来のスーパースターの姿が見えた。
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