ジュニアオリンピック 兄妹が全国大会で大活躍 南足柄中の古谷拓夢君・夢華さん
10月28日から30日まで横浜市・日産スタジアムで開催された「第42回ジュニアオリンピック陸上競技大会」で、南足柄中学校の古谷拓夢君(14歳・3年)が110mハードルで優勝、古谷夢華さん(13歳・1年)が走り幅跳びで5位入賞を果たし、きょうだいで揃って入賞する快挙を達成した。
同大会は各競技学年別に競われる大会で、毎年全国から強豪選手が集まるレベルの高い大会。兄の拓夢君は昨年400mリレーの県代表として出場しており、今回で2回目の出場、妹の夢華さんは初出場。
8月に行われた全日本中学校陸上競技選手権大会でも全国で4位入賞を果たしている兄・拓夢君は、決勝で14秒54の自己ベストを記録し、優勝を果たした。「メダルは狙っていたが、まさか優勝できるとは思っていなかった。全中の時よりハードルの高さが高かったのも、身長がある自分には有利に働いたと思う。決勝では自己ベストを更新でき、格上だと思っていた選手に勝つことができたのが嬉しい。高校でインターハイ出場が今後の目標です」と話す。
妹の夢華さんは「中学では初めての全国大会で結果が残せてよかった。集中力を切らさずに6回目の試技で自己ベストが出せたことも大きな収穫だった。これからもレベルの高いライバルと競い合って全国で1位になれるようにがんばりたい」と話している。
拓夢君と夢華さんは共に市内を拠点として活動する「明神陸上クラブ」出身。現在は南足柄中学校陸上部のコーチも務める恩師に師事し陸上を始めた。「サポートをしてくれたコーチや先生、仲間に感謝したい」。兄妹は口を揃えて話す。
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