足柄
公開日：2012.09.29
岩原城跡で大森氏供養
自治会「薬師堂祭典」で
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参詣する自治会員
南足柄市の岩原自治会（湯川一男会長）が12日、地域の薬師堂で恒例の「お薬師さん祭典」を催した。この薬師堂の本尊は古城略記によると「聖徳太子の作で大森氏の守り本尊であった」と伝えられている。近隣の「岩原城跡」（南足柄市文化財）は室町時代に大森頼春が築いたとされる平山城（推定）の跡地であり、現在は大森氏一族の墓石などが設置されている。
祭のはじめに城跡を管理する同自治会のメンバーが長泉院住職の読経のもと線香を立てて参詣し、往時を偲んだ。その後、薬師堂では読経や念仏講などが行われた。境内では子供相撲も実施された。
大森頼春は北條早雲の前に小田原城を築城した人物。
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