足柄 社会
公開日:2025.12.27
「手話マーク」決まる
県が事業広報で活用へ
神奈川県が「手話言語条例」施行10周年を記念して募集していた手話普及のためのシンボルマークのデザインがこのほど決定し、12月13日に相模原市のアリオ橋本で開かれたイベント内で披露された。
県はろう者とろう者以外をつなぐ「手話」を、みんなの言葉として広めている。マークは、県内在住・在勤・在学者を対象に募集し、169作品の応募があったという。採用作品は審査委員による審査を経て、県内5校のろう学校の幼児・児童・生徒たちの投票で伊藤和代さんの作品に決定した。伊藤さんは「手話で人と人がコミュニケーションをとり、つながりが広がっていくことをイメージした」と作品に込めた思いを述べた。
県は今後、このシンボルマークを県の手話事業を広報するウェブサイトやSNS、手話イベント等での発信、各種印刷物等で広く活用していくという。
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