全国から男女各48チームが参加した「第26回都道府県対抗ジュニアバスケットボール大会」の決勝が3月30日、東京の大田区総合体育館で行われ、男子では神奈川県が17年ぶりの優勝を果たした。県代表には足柄台中学校の伊藤航大くん(13)も出場し、チームの勝利に貢献した。
予選リーグから決勝トーナメントまで6試合を戦った神奈川県チームは、平均身長180・3cmという大会屈指の高さとスピードを生かした試合運びで快勝を重ね、沖縄県との決勝も終始リードを保ち72対50で勝利を勝ち取った。
伊藤くんは身長178cm。アウトラインなどから切り込むスモールフォワードを担当した。県代表12人のうち1年生は2人だけで、県西地域からの代表は伊藤くんのみ。「プレッシャーはあったが、逆にやってやるぞという気持ちになった」と選抜時の心境を振り返る。直前の練習で負傷し、大会では決勝を含む3試合のみの出場となったが「チームに一体感があり、初めから日本一を目指していたので、優勝が決まった瞬間はみんな抱き合って喜んだ」と笑顔を浮かべ「来年も代表になり、2連覇を目指したい」と力強く抱負を語った。
県代表チームの松澤俊介アシスタントコーチは「スピード、跳躍力に優れ成長が楽しみな選手。ぜひ次年度の核となってもらいたい」と期待を寄せている。
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