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足柄版 公開:2013年6月22日 エリアトップへ

足柄上医師会会長に就任した 山田 純一さん 松田町松田庶子在住 62歳

公開:2013年6月22日

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きめ細やかな地域医療を

 ○…4月1日付けで足柄上地域1市5町をエリアとする医師会の会長に就任した。「会員一丸となって地域医療に貢献し、在宅医療などへの支援もしっかりやっていきたい。今年度は災害医療に対応した新たな取り組みを、地域の中核病院である足柄上病院と連携しながら進めていきます」と抱負を語る。会は新メンバーが加わり95人に。県医師会の中では小規模だが、その分、地域に密着した活動に力を入れ、会員同士の交流などにも積極的だ。休日急患診療所の運営をはじめ、地域住民を対象にした医療セミナーやわかりやすい医学講話を独自の企画として、自治体等と連携しながら長年開催している。

 ○…1951年生まれ。高校まで過ごした北海道では、スポーツはサッカーで汗を流した。「本格的なものではなく同好会のようなものですよ」と照れる。大学卒業後は社会人になったものの、興味があったという医学部に30歳のころに入学。東京医科歯科大学大学院を卒業後、同大学第一内科、自治医科大学、都立駒込病院などに勤務する。1994年に妻の実家がある松田町に引っ越す。地域では山北診療所に11年間勤め、5年前に松田庶子に山田内科医院を開院する。前足柄上医師会副会長。足柄地域の印象を「とても住みやすいところ。農業をベースとする昔ながらの家族の暮らしは、子供の頃に過ごした環境とよく似ている」と穏やかな表情で話す。

 ○…趣味で釣りや山登りを愛好するが、しばらく遠ざかっているという。続けているのは朝の散歩。「ハーブ館までよく歩きます。傾斜はかなりあるが富士山が見え、春には桜や菜の花がきれいです」。近ごろではガーデニングも楽しみの一つ。医院の窓を外から覆うグリーンカーテンは自ら水遣りをして育てている。好きな言葉は「着眼大局、着手小局」。物事を大局的に見ながら小さなことから実践―。堅実派の新会長が地域に向ける眼差しは熱い。
 

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