足柄版 掲載号:2013年10月12日号
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国内最大級の木造介護施設の建築を手がける 鴛海(おしうみ)幸司さん (有)おしうみ建築 代表取締役 43歳

覚悟を知る大黒柱

 ○…地元の若手プロジェクトチームの手により、国内最大級の大型木造建築が南足柄市に誕生しようとしている。720坪の床面積を有し、1200本以上の柱を使用する木造2階建の介護施設。前代未聞のプロジェクトに、全国から見学者が後を絶たない。「貴重なチャンス。成功させ、必ず次に繋げたい」と目を輝かせる。

 ○…始まりは1年半前。「次世代を担う若手に任せたい」というオーナーの厚い想いに、「信頼してくれた以上、覚悟を決めました」と振り返る。気心知れた幼馴染でもあり、仕事上のライバルでもある友人に棟梁を依頼。30代から40代のメンバーを中心にプロジェクトチームを立ち上げた。前例がない規模なだけに工程の予想が立たず、その都度頭を悩ませたが「情報を蓄積できれば今後、別のステージでも勝負できる」と前向きだ。挑戦の舞台に立たせてくれたオーナーに「次に成功したら、大きなプレゼントをしたい」と感謝の気持ちを胸に刻む。

 ○…小田原で育ち、30歳で父親の建築会社を継いだ。経営に右往左往するも、「親父は全く口を出さなかった」という。何も言わない厳しさは、信頼しているからこそ為せる業。自立への強い後押しとなった。「努力している人は山ほどいる。自分も負けていられない」。苦労を一つひとつ乗り越え、根気強く前進してきた。

 ○…「ぬくもりを五感で感じられ、日本の風土にも合う」と木造の醍醐味を語る。目標は、家づくりの楽しさを共有できる、地元に根差した会社にすること。建築に携わる同世代の仲間と勉強を共にし、熱心に技術を磨く。「仕事を通し地域に貢献したい。歳を重ねるごとに、郷土愛が増してきました」。向上心みなぎるリーダーだが、家に帰ると「ボケ役」なのだとか。「娘につっこまれてばかり」と目じりを下げる。地域の未来を担う大黒柱は、お茶目に笑う、やさしい父親としての一面を覗かせた。
 

暑中お見舞い申し上げます

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