大井町に新たなメガソーラー 出力規模は県内最大級の13MW
大井町篠窪にある(株)小松製作所試験場跡地に県内最大級のメガソーラー発電所「足柄大井ソーラーウェイ」が建設される。
この発電所は日本アジアグループ(株)とJAG国際エナジー(株)が手掛けるもので、数年前から小松製作所と水面下で土地取得の交渉が行われてきたという。
敷地面積は約14・3ha。太陽電池の出力約13メガワット(MW)は、川崎市の扇島太陽光発電所に並ぶ県内最大級で、一般家庭約3640世帯分の年間使用量に相当する。完成予定は2015年3月。20年間の事業を予定しており、東京電力への売電が主な目的。
10月28日には県庁で県と大井町、日本アジアグループ及びJAG国際エナジーとの間で協定が結ばれ、県西地域の振興への貢献、防災対策への配慮、環境教育への協力、地域活動への積極的な参加、「かながわスマートエネルギー構想」や「おおいきらめきプラン」での積極的なPRなどの内容が盛り込まれた。
また県ではJAG国際エナジーが取得した用地に対する不動産取得税を減免する方針。メガソーラー事業予定地を対象とした不動産取得税の減免は全国で初となる見込み。
間宮恒行町長は「県内最大級の規模となる『足柄大井ソーラーウェイ』が当町へ建設されることを大変嬉しく思っています。町有地に建設中のメガソーラーと併せてPRし、環境施策の推進に繋げたい」と話す。
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