金太郎スイーツ甲子園 高校生のアイデアを名産品に 入選作品を発表
▲入選作品の中から作られた試作品
南足柄市商工会（佐藤修一会長）と南足柄市が共同企画により募集していた「金太郎スイーツ甲子園」の入選作品が１月16日、同会の賀詞交歓会で発表され、入選者の表彰も行われた。
金太郎スイーツ甲子園は高校生を対象に金太郎や地元の農産物にちなんだスイーツやパッケージのアイデアを募集し、南足柄市の新しい名産物を産出することが目的。募集は昨年７月に地元の高校生に呼びかけて行われ、洋菓子部門32作品、和菓子部門21作品、パッケージ部門17作品が集まった。当初は発表と表彰を10月の金太ロード命名イベントで発表する予定だったが、台風接近によるイベントの中止を受け、年明けの賀詞交歓会での発表となった。
洋菓子部門の「足柄産どビスケット」を考案した露木彩乃さん（足柄高校３年）は「アイデアを考える時に足柄地域の特産品をいろいろ調べて勉強になった。作品が商品化されて地域の名物になってくれたら嬉しいです」と話す。佐藤会長は「今回の作品を1つの事例として地域のお店にアイデアを活用してもらい、南足柄の新たなる名産品の開発につなげてもらえれば」と期待を寄せた。
入選作が発表された賀詞交歓会では、出席者に市内の菓子店が入選作品を参考にして作った試作品の配布も行われた。
各部門の入選作品は次の通り（敬称略）。
【洋菓子部門】「足柄産どビスケット」露木彩乃／「金太ロールケーキ」石田万智／「あしがらシュー」猪原梨佐
【和菓子部門】「あしがら焼き」根立俊介／「足柄の夏」石塚真雪樹／「金太郎あめ」諸星美奈／「金つば」和田悠
【パッケージ部門】「絵本型」荒井貴子／「金太郎きんちゃく」高橋涼夏／「わっぱ型」乙井つかさ
◀代表して表彰を受けた入選者と佐藤会長（中央）
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