メガソーラー本格稼働 大井町 町内600世帯分を発電
大井町山田に完成したメガソーラー発電所「きらめきの丘おおい」(事業者/(株)古川・古川剛士社長)がこのほど本格稼働を開始し、3月28日に運転開始式が行われた。
式典には(株)古川の関係者のほか、吉川伸治神奈川県副知事、間宮恒行大井町長、近隣の首長など約130人が出席。県西地域で初となるメガソーラー発電所の完成を祝った。
あいさつした古川社長は「自然エネルギー発電所の運営だけでなく、地域の活性化、環境教育、防災機能の強化にも活用したい。今後は地域の小中学生の課外授業や、遠足、視察の受け入れを積極的に行い、相和地域の周辺施設と合わせて大井町の魅力を積極的にPRしていきたい」と述べた。
同施設は大井町が(株)古川に委託し建設された発電所で、県西地域では初のメガソーラー発電所。愛称の「きらめきの丘おおい」は、一般応募の中から大井小学校の児童が考えたものが採用されている。年間想定発電量は約211万キロワットで、大井町の総世帯数の9%にあたる約600世帯分に相当する。発電された電気は東京電力に売電され、主に大井町で消費される予定だという。
大井町ではこのほかにも、篠窪にある(株)小松製作所試験場跡地でメガソーラー発電所「足柄大井ソーラーウェイ」(設置事業者/JAG国際エナジー(株))の建設が始まっている。
間宮町長は「県西地域で初のメガソーラーが完成した。町としても環境施策のシンボルとして活用していきたい。環境教育だけでなく観光資源としても役立てたい」と話す。
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