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足柄 社会

公開日:2014.09.27

「地域貢献続ける」
猟友会南足柄支部が30年

  • 支部のメンバーが集まり30年を祝った=14日・ばんらい(猟友会 南足柄支部提供)

 神奈川県猟友会南足柄支部(桐生(きりゅう)賢五(けんご)支部長、会員59人)が14日、南足柄市和田河原の「ばんらい」で支部創立30年を記念した祝賀会を開いた。

 祝賀会には牧島かれん衆議院議員ら来賓と支部会員ら合わせて約50人が出席。前支部長、加藤智久氏への表彰などが行われ、会員同士の懇親が図られた。

 桐生支部長は「これまで活動が続けてこられたのは、関係先の皆様のご指導と会員の協力によるもの。先輩方が築いた伝統と技術を継承し、安全狩猟に努めていきたい。今後も会員の狩猟技術、マナー向上を図りながら、専門技術を持つ集団として、有害鳥獣駆除等の地域貢献に力を入れていきたい」と挨拶した。

 同支部は1983年、会員数の増加などから、それまで所属していた足柄上支部から独立。狩猟技術向上や安全指導を目的に、講習会や射撃大会などを開催している。また3月から10月までの休猟期には、行政からの依頼を受け、農作物の食害などをもたらす有害鳥獣の駆除にも力を入れており、駆除活動の中心的な役割を果たしている。

 創立当初は150人以上が所属していた会員数は、高齢化や狩猟離れなどから約60人にまで減少していたが、近年では40代の入会などもあり、会員数は微増傾向にある。

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