足柄版 掲載号:2014年11月29日号 エリアトップへ

オランダ国王夫妻が出席した会議の会場装飾にフラワーデザイナーとして参加した 神保 小百合さん 南足柄市塚原 45歳

掲載号:2014年11月29日号

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花との毎日が幸せ

 ○…オランダ国王夫妻が出席したビジネス会議で、会場を彩るフラワーアレンジメントの制作グループに参加した。10月下旬に来日した国王陛下がスピーチした演壇にはオレンジ色のアレンジメントがあった。「来日の様子がニュースで放送されていたので『もしかしたら映るかも』と思っていましたが映りませんでした」と屈託のない笑顔。さらに「声をかけて頂いた先生にお礼を言いたい」と、恩師への感謝も忘れない。

 ○…南足柄市塚原の花友生花店で仕事をしながら、月に4回、一級デザイナーとして生徒40人と花を囲む。「お店に立つのも生徒さんとアレンジメントを創るのもとっても充実していて楽しい」と言葉を紡ぐ。小田原市内の高校を卒業して短大へ進み、日大経済学部に編入。就職までの2年間で都会の暮らしを経験し、一流ホテルでアルバイトをしながら華やかな世界にも触れた。見るからにおっとりのB型だが同時に芯の強さも見え隠れする。

 ○…バブル全盛での就職活動は売り手市場だった。希望の2社を受けて2社とも合格し、花卉業界の大手企業に3年勤めたが父の病気を機に小田原市内の実家に戻り、永塚で「花とし」を開業した。店名の「とし」は「造園業を興した父に敬意を払って」つけた。ほどなく、市場で出会ったご主人と結婚し、互いの生花店を「花友」として統合。2男1女のママとして子育てや家事もこなすが「とっても幸せ」だという。

 ○…10年前にオランダを旅した。現地のフラワーアレンジメントの「職人気質」に感動して以来、オランダのデザイナーから指導を受ける。その縁で出品しているコンクールでこの秋に大使館賞を受賞した。

 「主人が仕入れたお花の箱がお店に届いて、それを開ける瞬間が好き。箱を開けていつも感動しています」

 近ごろ、成長した子どもたちがこの職業に興味を持ち始めている。それがまた、嬉しいそう。
 

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