足柄版 掲載号:2015年3月28日号 エリアトップへ

「あしがらあそびの学校」の代表を務める 高橋 和久さん 大井町山田在住 67歳

掲載号:2015年3月28日号

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「遊びは子どもの活力」

 ○…大井町の相和地域で、子どもたちに昔ながらの遊びを教える「あしがらあそびの学校」の代表を務める。3月21日には、30年以上前の発足当初から子どもたちと踊り続ける岩手県の民俗芸能「中野七頭舞(ななづまい)」の関係者を招く交流会を開いた。「七頭舞の皆さんとの親交はあったが、直接指導は30年ぶり位。子どもたちにとって本物の踊りに触れる貴重な経験になったのでは」と話す。

 ○…1979年、相和小学校で始まった「あそびの学校」に保護者の代表として携わるようになった。昔ながらの遊びや自然の中での活動に加え、「楽しみながらいろいろなことを経験する”遊び”こそが子どもの生命力の源」だと考える。八丈島の和太鼓や岩手の七頭舞など、全国各地の伝統芸能も「遊び」の手段として積極的に取り入れた。92年には文化庁主催の芸術祭で、七頭舞保存会と共演し、子どもたちと一緒に国立劇場の舞台に立った。

 ○…大井町で生まれ育ち、大学卒業後は親族の会社に就職。義兄を支えた。28歳の時に、狩猟免許を取得して足柄上猟友会のメンバーになった。有害鳥獣の駆除に携わるハンターとしての一面も持つ。3人の子どもはそれぞれ独立し、9人の孫に恵まれた。夫婦水入らずの毎日だが、「あそびの学校で行事がある時には孫が全員集合する」と頬が緩む。

 ○…東日本大震災の際には、踊りで知り合った人たちが住む街も被害を受けた。現地と連絡が取れるとすぐに自ら軽トラックを運転して被災地へ向かった。仲間と用意した義援金と支援物資を届けたが、着替えもままならない状況を耳にすると自らの衣服も譲り、被災地からパジャマで戻ったこともある。「仮設で暮らす人たちに元気を出してもらえるように今年も踊りたい。子どもたちにとってもきっと貴重な経験になるはず」。今年も5月に開かれる祭りに子どもたちと参加する。

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