山北町山北の藤原規一さん(80)宅にある高さ15メートルのダイオウショウ(大王松)の木でこのほど、11個の松ぼっくりが連なる枝が現れた。
ダイオウショウは、北アメリカ原産の舶来種で大正時代に日本に渡ってきた。藤原さん宅の木は40年ほど前に当時、国鉄職員だった藤原さんが10センチほどの苗木を植え、15メートルほどまで成長した。
毎年暮れに木へ登り、15センチから20センチに育った松ぼっくりを収穫して近所に配っている。
藤原さんは「縁起物なので年末に木へ登って収穫して親しい人に配って歩いている。木登りが大変なので今回を最後にしようと思っていた。長いこと見てきたが初めてのことで驚いています」と話している。
自宅裏で家族を見守り続けた木は、今月中にも伐採する予定だという。
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