大井町でプレイパークの活動をする 重田 有紀さん 大井町金子在住 38歳
遊びに夢中、全力ママ
○…「今の子って昔に比べたら外遊びをしない。外遊びをした方が良いのにな」。5人の子どもを育てる中でその思いを強くし、自由に親子で遊び、子育て支援にもつながればと昨夏スタートさせたプレイパーク「あそViva」の代表を務める。「子どもは遊びが仕事ってよく言われた。親子で外に出るきっかけになれば」と期待を寄せる。
○…「私が家で本を読んだりするのが苦手だから子どもは外で遊ばせて育てたい」と家族総出で自然の中に繰り出す。「子どもたちは外に出れば勝手に遊びます。お母さんの子育て支援にもなれば」とママ友5人が中心となり昨夏、大井町内で「あそViva」を初開催。相和地区の山中に遊べるスペースを設けると約100人の親子が自然の中にあるものを使って水遊びや竹細工をして楽しんだ。「外に出れば親子ともに出会いのきっかけになります。皆で集まって遊んだり、子育ての悩みが共有できたらうれしい」
○…生まれも育ちも大井町金子。小学生からはじめたソフトボールに高校まで明け暮れた。「私が子どもらしい遊びをしてこなかったから自分の子とは全力で遊びたい」と今では父の土地がある山北町の高松山が格好の遊び場になった。「危ないからだめって言うのは簡単。危ないぞって思ってもこのくらいは大丈夫って気持ちで見守ります」。これが5人の子育てで培った子育て術だ。
○…現在は未就学児の親子を対象にしたプレイパークを毎月第二水曜日に大井町の金子児童公園で開いている。シャボン玉や色水遊びなど遊具以外でも楽しめる内容に仕立てた。また手作り品を販売するマルシェの開催も考案中とか。「長男が来年、中学生。パパと一緒になって家族で思いっきり遊べるのも今年がラストチャンスかも。夏休みは家事そっちのけで遊ばなくちゃ」というが、子育てママの奮闘記はこれからが本番ともいえそう。
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