今夏も各都道府県から選ばれた中学生がしのぎを削った全国大会。南足柄市の岡本中男子バレーボール部と足柄台中陸上部の藤山有希さん(3年)が全国の舞台に立った。この経験を糧にして次の大会に挑む選手の声を紹介する。
岡中男子バレー部
関東大会ベスト8で全国大会に出場した岡本中男子バレー部。多田夏輝君(3年)は1年生の夏に主将に就任。そのとき部員は8人で全員1年生だった。ゲーム形式の練習ができず、スパイクなどひたすら基礎を磨いたという。
翌年は部員が16人に増えて実戦を意識した練習ができるようになり県ベスト16入り。夏からは他校との練習試合を重ねて自信と経験をつけた。「基礎練習を重ね、攻撃力のあるチームになった」と多田君は話す。そして2012年以来の全国出場を決めた。
九州大会優勝校に惜敗したものの、チームは大きく成長。3人が県選抜に選出、10月の日本選抜選考会に2人が挑むなど実力をつけている。新主将の高田丸生さん(2年)は「先輩にすごいプレーをみせてもらった。県大会優勝、全国予選突破を目指す」と話した。
藤山さんは国体へ
足柄台中の藤山さんは、全国大会予選を兼ねた7月の県中学通信大会で6m02をたたき出し、県中学新記録を樹立した。続く関東大会でも優勝。追い風参考ながらも6m14をマークし、中学生日本記録に5cm差まで迫った。
全国大会は「勝負にいった」と藤山さん。台風の影響で風が安定しない中跳躍に望み、5m78で銅メダルを獲得した。藤山さんは「力んでしまい、いつも通りの跳躍ができずに悔しい結果」と話す。10月からは国体が始まる。「今度は楽しく挑みたい。日本新を出すため、6m20を目指す」と意気込んだ。
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