山北町が鉄道の日の10月14日に合わせ当日午前に「D52奇跡の復活祭」を開催する。翌日の15日(土)午後には、山北駅前商店街で「D52奇跡の復活記念〜やまきた夕市〜」が開かれ祝賀ムードを盛り上げる。
「夕市」は地元商店街が復活祭を受けて主催する。地元商店15店舗のほか小田原、秦野、平塚、海老名、座間、大和、相模原、横浜、川崎からも40店舗を超える店が出店して”デゴニ”の復活を祝う。
関係者によると駅前商店街に町外を含む60店舗が出店した例はこれまでになく「一時代を築いたデゴニの復活にふさわしい賑わいになる」としている。
この日は夕市に合わせて会場近くの山北体育館でも、復活を祝う「鉄道展」が開催される。
体育館を使った催事では御殿場線沿線の鉄道写真や書籍などを展示する「鉄道写真展」(協力・小田原鉄道歴史研究会)をはじめ手動ハンドルで走行する人力鉄道車両「てトロ」(協力・三立応用化工(株)※群馬県桐生市)の体験などがある。
夕市と鉄道展はいずれも午後1時から5時まで。1時から、横浜銀行山北支店前の駐車場で先着200匹の「さんま大祭」(東日本大震災被災地支援)も同時開催される。3時からはやまきた駅前観音で子ども向けの「おかしまき」や抽選会、ワゴンセールなどで来場客をもてなす。
問い合わせは山北町商工会【電話】0465・76・3451へ。
国内唯一
山北鉄道公園の蒸気機関車D52は、特殊コンプレッサーによる動力確保で今年3月に動態化に成功した。国内に現存する同型車両で実際に動くのは山北町にある車両だけ。
D52は10月14日(金)は記念式典後の午前11時10分と午後3時、15日は午前10時と3時頃にそれぞれ動く予定。16日以降は11月23日の産業まつりをはじめ、月1回程度動かす案もある。詳細は決まり次第、町ホームページなどで発表される。
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