来年1月4日(水)から行われる春高バレー(全日本バレーボール高等学校選手権大会)の県代表決定戦が11月12日に行われ、開成町吉田島在住の加藤靖丈君(17、=写真=)の通う慶応義塾高校が初優勝した。
加藤君のポジションはライト。191cmの長身からスパイクで点を獲り「チームに勢いをつけるのが自分の役目」と話す。川崎橘と対戦した準決勝では、ミスが多く1セット目を落としてしまう。2セット目では気持ちを切り替えて良い流れをつかむと、相手にプレッシャーを与え25―8と大差をつけ、その勢いのままに3セット目をとって勝利を収めた。同日に行われた決勝は荏田戦。「勢いがつくと強い」と自負するチームの勢いはとまらず、1セット目を先取し、2セット目ではもつれ込んだ接戦をものにし、ストレート勝ち。県内2強と呼ばれる強豪に勝利して、慶応初の春高バレー出場を手にした。
「決勝進出の時点で春高が決まっていたので、切り替えは難しかった。勢いのギアを落とさずにいけたから勝てた」と分析する加藤君。「春高は楽しみながらも一戦を大事に、より高い所へ」と、すでに練習に汗を流している。
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