足柄版 掲載号:2016年11月26日号 エリアトップへ

弥一芋の研究で高い評価を得ている 井上 友花(ともか)さん 開成町円通寺在住 17歳

掲載号:2016年11月26日号

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「人に役立つことをしたい」

 ○…文命中学校から吉田島総合高校に入学してすぐに草花部に入部した。担任が顧問だったという。「フラワーアレンジメントのようなものだろう」と安易な気持ちだったが、入部して早々の活動は畑の開墾だった。砂利だらけの荒れた地面との格闘がしばらく続いた。仲間と作業をしながら、先輩の研究を手伝いはじめた。その研究テーマが開成の特産品でサトイモの一種「弥一芋」。バイオテクノロジーで健康な苗を作り量産をめざす目論見だった。

 ○…2年生になり、1年間の研究成果をもとにボランティア・スピリット賞と作文コンクールに応募することになった。地元の特産、弥一芋を背負って弁論大会にも挑戦した。レポートも作文も弁論の原稿も活動を活字にする必要がある。これに取り掛かるとすぐに下校時間がやってきた。締め切りに追われながらも、仲間と切磋琢磨して進める研究が楽しく「苦にはならなかった」「休むと気が緩むので緊張感を持ち続けた」

 ○…小さい頃から読書が好きで町民センターの図書室に通った。「お茶のヒミツ」のように専門的な話をわかりやすく書いた本が好きだった。小学生の時に吉田島総合高校であった「果樹の甘さくらべ」を何度か体験したことも進学の決め手になった。

 ○…「人見知りが激しくておとなしいタイプ」と自己分析する。弁論大会では大勢の前で発表した。「社会に出たら自分が主役。宣言することで変われる」と恩師に背中を押された。「半ば強制だった」といたずらな笑みも浮かべる。いざ発表を終えてみると人見知りを感じることもなかった。活動に寄り添う顧問の先生は「体験を文章にまとめる力がありどんどん成長している」と太鼓判をおす。応募した作品はすべてが最上位賞を受賞した。「弥一芋が自分を変えるきっかけをくれた。もっと有名にすることで恩返ししたい」。将来は「人の役に立つことがしたい」という。

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