12月25日から31日にかけて各市町で「歳末火災特別警戒」が行われる。消防団員が消防車で地域を巡回しまわり、火災発生を未然に防ぐ活動をする。
歳末特別警戒は全国的に火災が発生しやすい12月末に実施される。消防車での地域巡回やのぼり旗などで注意喚起を行っている。今年の全国統一防火標語は「消しましょう その火その時 その場所で」。
県西地区二市五町を管轄する小田原市消防本部予防課によると、昨年発生した火災59件のうち、12月は10件で最も多かった。原因で多いのは「放火」と「放火の疑い」。同課は「家の周りを整理整頓して、火をつけにくい環境を作ることが大切」と話す。
この時期は「ストーブ火災」も多い。正しい方法で燃料補給をしなかったために火災に繋がったという。最近目立つのは「たばこ」が原因の火災。予防課は「ベランダなどでたばこを吸い、火の始末が不十分で火災になったこともあった」と指摘する。
今年、足柄消防署管内で発生した火災は11月中は2件、12月は14日までに2件あった。
消防団が注意喚起
各市町は消防団を中心に、夜間に消防車で巡回して火災予防の広報や警戒活動を行う。各地域の実施日時は上の図の通り。
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