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公開日:2017.08.05

東海大菅生小玉佳吾主将
開成から甲子園へ
清宮の分も「目標は全国制覇」

  • 鹿倉凜多朗捕手 小玉佳吾主将

 第99回全国高等学校野球選手権西東京大会の決勝戦が7月30日に神宮球場であり、文命中出身の小玉佳吾が主将を務める東海大菅生が、清宮幸太郎の早稲田実業を6-2で破り17年ぶり3回目の甲子園出場を決めた。

 主将で二塁手の小玉は少年野球の開成イーグルスで小学校2年に野球を始め、中学硬式クラブの秦野シニアを経て2015年に東海大菅生へ進学した。

 西東京では最多の130人以上が所属する大所帯のなか、身長180センチの長身と走攻守で発揮される高い野球センスで1年の秋から頭角を現した。投手として公式戦のマウンドに登り2年の春には三塁手、夏は二塁手として活躍した。

 昨夏はチーム3年連続の決勝戦に進むも敗退。甲子園への道を阻まれた。 

 昨年秋の新チーム発足と同時に主将を任され、春の選抜大会をめざしたが3回戦で関東一に敗戦。そこから「夏の全国制覇を目標に練習に取り組んだ」(小玉)。

 今年の春は背番号1のエースとして大会を迎えたが4回戦で日大三に敗れ、迎えた夏は清宮幸太郎の高校通算ホームラン記録の更新に注目が集まる中、早実と日大三の双璧が注目された。25日の準々決勝で春に敗れた日大三を5-0で破るとチームは勢いに乗り、4年連続の決勝に駒を進めた。3万人の大観衆の中で行われた決勝戦で早実を破り甲子園出場を決めた。

 小玉主将は「西東京大会優勝に満足せずもう一度気を引き締め、甲子園でも一戦必勝で頑張りたい」と話している。組み合わせ抽選は8月4日。夏の甲子園は7日に開幕する。

 主力選手には秦野シニアの同僚で鴨宮中出身の鹿倉凜多朗捕手もいる。

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