自動車のエンジン部品を製造する小保木(こぼぎ)製作所(渡辺好一代表取締役会長)に10月26日、山北町の川村小と三保小の5年生70人が訪れ、工場を見学した。
見学が行われたのは、静岡県小山町と隣接する山北町川西の諸渕工業団地にある従業員60人の小保木製作所諸渕工場。1973年創業の同社では、20年以上にわたり小学生の工場見学を受け入れている。
この日は渡辺好一会長(76)と渡辺英知社長(53)がガスケットと呼ばれる部品の設計から製造、検品までを説明した。
見学した子どもたちは「工場の中で人の手でしかできないことはなんですか?」「作っている部品は全部で何種類あります?」などと質問し、2人はひとつひとつ丁寧に答えていた。
同社が製造するガスケットは300種類におよび、年間960万個を製造している。自動車のエンジン部分には欠かせない部品で、同社の製品は国産メーカーの自動車に広く使用されている。
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