山北町が移住や定住の促進を目的に9日、「空き家見学ツアー」を開催した。北海道や首都圏に住む親子、夫婦など25人が参加した。
このツアーは町内にある空き家や売り家などの情報提供だけでなく、地域の人との交流を通じて”田舎暮らし”の魅力を伝えようと2010年から毎年行っている。町民や他地域からの移住者ら9人が「定住協力隊」(山口利一隊長)を結成し、参加者を”おもてなし”するのが特徴。
この日、山北駅前の木造施設「ふるさと交流センター」に集まった参加者を、山口隊長は「山北を一緒に育ててくれる方を大歓迎します」と迎えた。
ツアーでは移住者の体験談話や4軒の空き家を見学し、隊員らとしし鍋を囲んでの談笑を楽しみ、ミカン狩りを体験した。
町によると昨年のツアー参加者から3世帯が移住したという。
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