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公開日:2018.03.17
南足柄市
副市長に県OB起用へ
石田氏、任期半ばで辞職へ
南足柄市は12日、新たな副市長に神奈川県県西地域県政総合センター所長の星崎雅司氏(60)を起用する人事案を発表した。開会中の市議会3月定例会最終日の23日に開かれる本会議で議会の同意を求める。
この人事案件は石田和則副市長(66)の辞職に伴うもの。石田氏の任期は2019年6月30日までだったが、健康上の理由で昨年12月13日に退職願が出された。その後も加藤修平市長が慰留を続けたが「石田氏の意志は固かった」という。
星崎氏は今年3月末で県職員を定年退職する予定。市によると在職中の人事案件提出には県知事も了承している。議会の同意が得られれば4月1日付けで副市長に就任する。市役所内部以外から副市長を迎えるのは72年の市制施行以来、助役時代も含め初となる。
星崎氏は58年1月生まれの60歳で小田原市上新田在住。立教大学経済学部から80年に神奈川県入庁。環境、企画、政策、教育部局などで管理職を歴任した。15年からは県西2市8町を所管する県西地域県政総合センターの所長を務め、昨年10月に解散した小田原市と南足柄市の「中心市のあり方」に関する任意協議会の委員も務めた。
3月31日で退任する石田副市長は76年から42年間にわたり職員として南足柄市政に従事。加藤市政1期目の11年から副市長を務めてきた。東部工業団地への企業誘致やヴェルミ2へのテナント誘致、兵庫県川西市との友好都市交流などで手腕を発揮した。
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