足柄 スポーツ
公開日:2018.04.14
南足柄市市制記念駅伝
13年ぶり出場の狩野が優勝
自治会の部 家族でタスキ繋ぐ
第47回南足柄市制記念駅伝競走大会が4月1日に行われた。第34回以来13年ぶりに出場した狩野自治会(矢後貴広監督)が、1時間37分39秒で自治会の部で優勝した。
市制記念駅伝は南足柄市役所を起着点に体育センターや大口福沢神社、矢倉沢公民館などを走る6区間計26・1キロのコース。自治会の部と一般の部がある。
優勝した狩野自治会(市川靖典会長)は第34回大会が行われた2005年以降、選手の確保に難航して出場できなかった。回覧板で今年も選手募集を呼びかけたところ、飲食店の矢後貴広さん(45)家族が名乗りをあげた。
矢後さんは5男1女に恵まれ、長男の博行さん(23)が地元の小学生陸上クラブ「明神クラブ(杉山享三代表)」に入ると弟や妹たちも後に続いた。「10年ほど前からみんなで走れたら、と思っていた」と妻の美紀さん(47)は話す。
1区は三男の忠遵(ただちか)さん(20)、2区を長男の博行さん、3区を次男の峻さん(22)、4区を長女の野乃花さん(15)、5区を五男の銀次さん(14)、6区を四男の力夜さん(19)が走り1位でゴールテープを切った。忠遵さんと銀次さんは区間1位の走りを見せた。父の貴広さんは「夢が叶って嬉しい。来年は連覇を目指したい」と話した。
一般の部はteam福島が1時間26分27秒で優勝した。
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