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足柄 文化

公開日:2018.07.14

相馬晃人くん(5歳)
松田町の博士くん
「アマガエルのアルビノだよ」

  • 相馬晃人くん

  • 黄金色のオタマジャクシがカエルに成長した。カエルは晃人くんの親指の第一関節に乗っている

 松田惣領の幼稚園児・相馬晃人くん(5)が、黄金色のオタマジャクシを発見して自宅で飼育し、このほどそのオタマジャクシが黄金のカエルに成長した。

 晃人くんは松田幼稚園に通う年長さん。もの心ついた時から生き物に興味があり母・葉子さんと散歩する近所の酒匂川が格好の遊び場。自宅玄関には虫取り網が2本あり「もう何本目か分からない」(葉子さん)という。

 6月25日に寄の田んぼで開催された田植えに参加した際、寄幼稚園近くの田んぼでこのオタマジャクシを見つけ、プラスチックの容器に入れて持ち帰った。

 大井自然園の一寸木肇園長によるとこのカエルはアマガエルで、眼底の血管が見えることからも完全な白化個体(アルビノ)で「稀な例」という。「今後も自然から様々な発見をしていってほしい」と話している。

 晃人くんは、虫や魚、ハ虫類や両生類など10種類以上の生き物を自宅で飼っている。ヒョウガラトカゲモドキの「ひょうちゃん」が一番のお気に入りで、外来生物やレッドデータブックにも興味がある。テレビで人気のハ虫類ハンター加藤英明さんの大ファンという。

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