社会福祉法人一燈会(山室淳理事長)が開成町みなみに医療・介護複合施設「サウスポート」を10月1日開所した。3階から5階に高齢者福祉施設、1・2階は医院やカフェ、病児保育室などが入る。
サウスポートは鉄筋コンクリート造りの5階建てで、延床面積は約3330平方メートル。一燈会が開成町に地域包括ケアシステムの新たな拠点施設を目指し、7年前から準備を進めてきた。
3階から5階に住宅型有料老人ホームとデイサービスが入る。1、2階は出入りが自由なフロアで、ヘルスケアカフェやクリニック、病児保育室などが入る。2階にはリハビリテーションセンターも設けられた。
オープンを前に行われた9月25日の竣工式には、施設関係者や工事関係者、足柄上郡の町長や町議会議長、県議ら来賓あわせて約60人が出席し建物の完成を祝った。施設の案内では、リハビリステーションで県西地域では初のロボットスーツHAL(サイバーダイン(株))を用いた歩行アシストが紹介され、参加者は関心を寄せていた。
10月1日付で一燈会の新理事長に就任した山室淳さんは「この素晴らしい建物を、地域の皆様に愛され、来ていただける港(ポート)にしていきたい」と抱負を述べた。
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