かながわブランドに登録されている「開成弥一芋」の今季初出荷式が、9月27日にJAかながわ西湘開成事業所で行われた。
開成弥一芋ブランド化推進協議会(武藤忠治会長/開成弥一芋研究会、開成町、かながわ西湘農業協働組合、神奈川県農業技術センター、イオンリテール(株))が実施した。主催者挨拶の後、トラックに積み込まれた開成弥一芋の前でテープカットが行われ、列席者らはトラックの出発を見送った。
生産農家で構成される開成弥一芋研究会のメンバーは34人。18年度の作付面積は1・17ヘクタール。出荷は12月頃まで行われる。研究会では今年の弥一芋の出来を、「高温障害や8月後半の長雨による日照不足で平年に比べて小ぶりだが、味はとてもいい」と話す。
開成町由来の弥一芋は甘くねっとりした食感が特徴。戦後に栽培が衰退したが、11年に生産者が関係機関と連携し復活させた。販売は地域の伝統的な食文化を守る生産者を応援する「食の匠活動」をするイオンが担い、県内32店舗のイオングループの店で取り扱う。
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