大井町金子の国道255号線根岸交差点に建つだるま碑の供養祭が10月22日に行われた。
だるま碑は1977年、交通事故が多発していた国道255号線の交通安全を祈願し、(株)ヤオマサの田嶋享さんらが中心となって建立した。地域有志で結成する「だるま会」が、毎年10月に地域の交通安全と五穀豊穣を願って供養祭を開いている。
この日は雲ひとつない好天に恵まれ、最明寺の加藤宥教住職が碑の前で読経し、列席者が次々と線香を手向けた。だるま会の清水潔会長は「即効果があるという訳ではないが、皆が地域の安全に対し心に留めておけるように、伝統を絶やさずつづけたい」と振り返った。
松田警察署によると、国道255線では年間平均50件の人身事故が発生。昨年は最少の35件だったが、うち2件が死亡事故だったこともあり、大泉重弘署長は「惨事が二度と起きないように」と決意を新たにしていた。
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