松田町はM・R・J株式会社(本社・東京都中央区/坪井浩司社長)と包括的連携を結び地域創生の一環としてフィットネス事業などを通じて、地域住民の健康増進に向けて動き出すことが決まった。
フィットネス運営や出張型健康教室などの健康促進事業を主な事業として行う同社。本山博幸町長が親交のある出身地の佐賀県武雄市から紹介を受け、松田町でも健康促進に力を入れていることから地域創生の一環でスポーツを通して地域住民の健康増進を目指し、協定を締結した。
協定の主な内容は、松田町民をはじめとした地域住民の健康増進事業に関わることや、健康増進及び教育支援のためのスポーツ関連イベントの開催など。両者間では松田惣領の旧松田土木事務所に今年11月にオープンする複合施設の1階部分をフィットネスジム「FITrain24」とし、同社が運営を行うことで地域住民がスポーツを通し、健康促進や世代間交流を行える場とシステムを提供するほか、今後様々な事業を展開する。同社は沖縄県中城村(人口2万人)で同様のフィットネス事業を展開し、成功実績がある。
8月19日には、松田町役場で締結式が行われ、本山町長と坪井社長が協定書にサインを交わした。坪井社長は「私も松田町に住んでいるので『まずは地元を盛り上げたい』という思いを持ち続けていたところに今回のお話を頂いた。スポーツの楽しさを発信し、町民の皆さんの健康促進、コミュニティの構築につなげたい。対象は皆さん全員です」と話し、本山町長も「故郷の取り組みと同じようなことを松田町でもしていることから今回の協定締結に至った。町民の健康寿命を延ばし居場所、生きがい作りにもなれば」と期待を寄せた。
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