株式会社ライスワイン(本社大井町金手/酒井優太社長)がこのほど大井町の日本酒メーカー井上酒造(株)に委託醸造を依頼し「SHICHIJI」を開発した。創業1年目ではあるがイギリスやフランスの国際品評会で立て続けに受賞した。
「日本から世界に送り出せる商品を作りたい」という酒井社長が思いを込め、昨年8月に同社を設立。「最初は日本酒にこだわっていなかった」と酒井社長は話すが足柄地域には全国的にも有名な酒蔵が多数あり、酒匂川の水が日本酒の製造に適していることから足柄上商工会のサポートを受け、井上酒造とマッチングした。
製造にあたり「日本酒の用語は私たち日本人でも理解することが難しいものがある」と酒井社長。そこで「時間は世界中皆、平等に理解できる」と考え、時をモチーフにした日本酒の開発を決めた。井上酒造の井上寛社長も「酒に色を付けるなどのケースはうちとしても初の試みだったので勉強になったし刺激にもなった」と手応えを口にした。
今後は12種類が揃う
現在、販売されている銘柄は6種類で今後、冬に2種類追加される予定。最終的には時計と同じ12種類の銘柄を揃えるという。
酒井社長は「女性にも飲みやすい日本酒をテーマに商品を開発しました。甘みがあるものや酸味があるものなどさまざまで飲みやすい味に仕上がっています。いろいろなケースに合わせてお楽しみください」と話す。
商品は中国やオーストリアに出荷されていることをはじめ、国内では六本木や麻布などの飲食店で味わうことができる。また、商品はインターネット限定でホームページhttps://ricewine.co.jp/のサイト内から購入することができる。
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