日本最大級のランナーのためのポータルサイト「RUNNET」が、参加ランナーからの評価の平均点をランキングしたものを発表し、昨年6月に南足柄市で行われた「天狗のこみちマラソンin南足柄」が7位にランクされた。
大雄山最乗寺を会場に昨年3回目の開催となった同マラソンが、2019年に行われた10キロマラソンの部で全国7位の高評価を得た。全国1位は富山県の第36回カーター記念黒部名水マラソンだった。
同大会は、南足柄市在住在勤の市民ランナーを中心とした14人の市民団体が主体となり、2016年から始めた手作りの大会。協賛・協力する事業所・各種団体は100以上、大会ボランティアは250人を超え、市をあげてのイベントに成長した。
実行委員会の藤崎彩子さんは「実行委員会の皆さんのおかげ。アイデアを持ち寄って話し合い、自らが動くスタイルをとっていますが、これもそれぞれが責任感を持ち行動力があるからこそ。感謝しています」と話している。
出走権をふるさと納税返礼品に
今年6月28日(日)に開催することが決まった第4回大会は、レースへの出走権を南足柄市へのふるさと納税の返礼品にする取り組みも行われる。自治体主催の大会では、こうした取り組みは行われているが、営利目的ではない1市民団体が行うものとしては、極めて稀だという。
同大会の定員700人のうち9割以上が市外からの参加で、藤崎さんは「ふるさと納税枠は100人で考えています。どれだけ応募があるかわかりませんが、チャレンジします」ときっぱり。
また、新たな企画として、実行委員会とボランティアスタッフ、協賛・協力者との合同での打ち上げ等も考えているという。
足柄版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|