神奈川大井の里体験観光協会(夏苅静男会長)は2月15日、大井町柳の竹林で体験教室「竹アカデミー」を開講した。川崎市内の小学生を中心に事前に募った親子40人が参加した。
今秋までに計4回の予定で行われる同講座。初回の今回は、朝から竹筒を使って桜ご飯を炊き、午後は竹藪から切り落とした竹を利用した竹炭作りにも挑戦。子どもたちのほとんどが初めて竹を使って作業をしたこともあり、悪戦苦闘する姿も見られたが、スタッフの説明を聞き、楽しみながら大井の大自然と触れ合った。川崎市高津区から参加した親子は「もともと工作が好き。竹アカデミーの話を聞き、すぐに申し込んだ」と笑顔を見せた。
同協会が昨秋に行った「みかんの収穫。丸ごと一本総もぎ体験」に続いて、「竹アカデミー」も初回に続き、4月に予定されている2回目もすでに満員の盛況ぶり。すべての企画には、「地元の農家の悩みを解決し、応援する」という目的もあり、同協会では「農家の担い手不足や農地の活用でお困りの方はぜひ一度私たちに相談してほしい」と話している。
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