松田町は2月19日、総額83億6587万円(前年度比1億8165万円、2・2%増)の2020年度当初予算案を発表した。一般会計は50億7千万円(前年度比1億9千万円、3・9%増)。
今年度の当初予算規模は一般会計、全会計の合計ともに平成30年度を超え、町政施行以降で過去最高の規模となる。
今年度の大型プロジェクトとして、松田小学校整備事業をはじめ、新松田駅周辺整備推進事業などが挙げられ、計画通り推進していく。
また、世界の潮流である「持続可能な開発事業目標(SDGs)」は、令和元年度に開始した「第6次総合計画」でいち早く導入し、様々な施策の目標に組み込んでいる。今年度は目標達成に向け、さらに動きを本格化させる。
主な新規、拡充事業として、現状9ホールの川音川パークゴルフ場にさらに9ホール増設するための予算を計上し、18ホール化が実現。新たな利用者の確保や交流の場としての充実を図る。
また、災害時に蓄電池としての協力を募ることを条件に、電気自動車の購入に対する補助金である再生可能エネルギー利用促進事業も整備した。
このほか定住少子化対策支援事業に条件付きで新婚世帯の新生活を助成するほか、空き家や空き地の有効活用に向けた誘導策も整備。子どもの居場所づくりの一環として現行の学童保育と合わせ、全児童を対象にした学校設備等を活用した放課後子ども教室を設置する。また、給食費の保護者負担軽減措置として小・中学校の児童、生徒に月1人あたり950円を補助するなど教育環境作りにも着手する。
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