山北町健康福祉センター内「さくらの湯」をスタートして足柄峠や大野山を往復するランニングコースが人気を集めている。同館は新型コロナウイルス感染拡大防止のため5月末まで休館となっていたが6月から利用が再開となり、これからランナーたちの活気も戻りそうだ。
温泉やプールなど年間約8万7000人が施設を利用する同館。一般の利用者に並行し、「足柄峠越え」を目指すランナーたちの人気も高まっている。これを受け、同館では2017年11月からランナー向けに5回来場すると1回分入浴料が無料になるポイントカード制度を開始した。
雑誌やSNSでコースの情報と合わせ、口コミでサービスの内容が広がりをみせると、これまで1493人にカードを発行しているという。
また、30回走り切ると「とうげ走り」と文字が入ったオリジナルのアームポーチも進呈されることもあり、人気を集め、すでに2回目に突入したランナーもいる。
「お風呂もそうだが、アップダウンが豊富なコースも人気の一つとなっているのかもしれない」と同館スタッフ。
県内をはじめ、都内や千葉県などから主に訪れるランナーからは「山北駅から近くて風呂とロッカーもある。ランナーステーションとしての機能が揃っている」と好評の声が続々と寄せられている。
2018年には「開館時間外でも利用できるようにしてほしい」というランナーの声を反映させ、館外にロッカーを設置(使用料は1回300円)すると、昨年4月からの1年間で主に土、日、祝日に集中するという利用者の数は累計226人に達した。
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