道の駅足柄・金太郎のふるさと駅長の 大塚 貴文さん 松田町在住 28歳
足柄の魅力広めたい
○…オープンから1カ月が経過した「道の駅足柄・金太郎のふるさと」(南足柄市竹松)。1日1千人以上が訪れ、連日にぎわっている店内で「とにかく地域の方々に喜んでもらえる場所にしたい」と第一声。
○…茅ヶ崎市出身。これまで自身の中にあった南足柄市といえば「幼い頃に訪れた夕日の滝の美しさかな」と振り返る。同所を運営する(株)TTCのグループ会社でギフト菓子や土産物の営業を都内で4年経験した後、道の駅駅長に決まる。「神奈川にこのような形で帰ってくるとは」と最初は少し驚いたというが、「教科書で習ったこの場所で、地域活性化のために、少しでも貢献していけたらうれしい」と意気込んでいる。
○…館内には、南足柄や大井町、松田町などの生産農家184人(オープン時)から毎朝届けられる新鮮野菜をはじめ、足柄茶を使ったオリジナル製品、土産物などが所狭しと並んでいる。フードコーナーには、「相州牛のウニとろ牛めし」をはじめ、「足柄牛のガーリックステーキ」、「足柄茶ソフト」など地元の食材を使ったメニューも豊富だ。駅長のおすすめは、金太郎をモチーフにした道の駅のオリジナルキャラクター「あしがらGOLDENBOY」を使ったグッズの数々。「たくさんあるので、ぜひ手に取ってください」とPRも欠かさない。
○…8月末までの週末は朝市を開催中。オープンしてから何度も足を運んでくれる地元の人たちの姿を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいになる。「期待に応え、道の駅を通して足柄の魅力をもっと広めたい」。日々新しい発見がある場所にするためにも、頭の中にはやりたいことがいっぱい。忙しい日々の癒しは大雄山最乗寺やおんりーゆーがお気に入り。