山北町観光協会(山北駅前)窓口で販売されている「西丹沢山開きバッジ」が隠れた人気商品になっている。1967年から販売され、毎年5月下旬の山開きに合わせて数量限定販売されている記念品。
本格的登山シーズンの到来を告げる西丹沢の山開きは、例年5月下旬の日曜日に愛好家らを迎えて開かれてきた。これに合わせて販売されてきたのが記念バッジだ。
発売以来、西丹沢の中心的存在とも言える檜洞丸の稜線をデザイン。西暦が記された本体色が毎年異なるのがポイントで、登山者のみならず、コレクター心をくすぐる一品だ。2018年からデザインは円型へとなったが、変わらずの人気を誇っている。
今年は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、西丹沢山開きが中止になったが、バッジは販売されている。本体はブルーが基調で木札とのセット。木札には中止となった山開きの日付「西丹沢山開き 二〇二〇・五・二四」が記されており、いつも以上にプレミアム感が増している。価格は600円。
職員は「今年の山開きは残念ながら中止になりましたが、記念にと買い求める人が多い。コレクションにもぜひどうぞ」と話している。
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