意見広告 今こそ経営感覚と行動力を 大井町金子 山崎まさひろ
私は現在、西湘地区を中心に薬局を経営しています。言うまでもなく、経営は日々、難しい判断と決断の繰り返しです。その方向性を間違えれば、会社の業績が悪化したり、チャンスを逃すことにつながりかねません。判断基準はいくつかありますが、企業には持続性が求められるので、物事を長期的視野で捉えることはその一つです。
観光軸に経済回せ
まちづくりにも同じことが言えます。私は生まれ育った大井町が大好きです。しかし、更に住みやすいまちへと進化するには、改革も必要です。
現在、新型コロナをはじめとし、私たちを取り巻く社会は、経済を小さくする要因ばかり。経済が小さくなれば、当然、住民へのサービスに使われる実行原資も減ることになり、満足度は下がります。
今、行政に必要なのは先に述べたような民間の経営感覚にも通じる「経済戦略」なのです。
具体的には、他の真似ではなく大井町にしかない魅力を創造しながら産業推進→雇用促進→所得増進のサイクルを大きく回していくことにつきます。今あるものを最大限活かし整えるのです。
例えば、近隣市町と連携し御殿場線をより活性化することです。酒匂川周辺への施設誘致等も絡めれば一層有望。企業との渉外窓口も必要です。
強い医療が不可欠
医療従事者の一人として、この地域には特に薬や医療備品の備蓄の充実が必須と見ています。近年は災害の激甚化が激しく、災害発生時には、孤立化する地域も発生し得ることを想定しなければなりません。新型コロナも考慮した災害時対応と同時に現状の見直し、強化が求められます。
難局に力を結集
まちづくりは一人ではできません。子育て・教育、防災、医療・福祉など分野のエキスパートを募り「オール大井」で向かう精神が大切。そのためにも住民が参加しやすく、民意が反映される議会が必要で、今後は、リモートや休日・夜間の活用も検討すべき時代となるでしょう。
私も、できることを一生懸命実行したいと思います。
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