地元の祭りや現存する山車屋台等、地域の歴史や文化を200枚以上のパネルや映像で紹介する初の企画「ワッショイみなみあしがら博覧会」が大雄山駅前ヴェルミIIで開かれている。来年1月17日まで。実行委員長の新谷一文さんは「今回ほどの規模の展示はそうはない。この機会に足を運んでほしい」と来場を呼び掛ける。
市が保有する資料や今回の企画に合わせて新谷さんが新たに用意したパネルや資料が、8つのエリアに分けて展示されている。
展示順に「金太郎の伝説」から「足柄神社と八幡神社の祭礼」までのエリアには、南足柄市を代表する足柄金太郎まつりをはじめ、春に行われる八幡神社例大祭、「ささら踊り」といった伝統芸能を学ぶ子どもたちなど、それぞれの場面を写したパネルが並ぶ。
「あしがらの山車」エリアには、南足柄市内に残る山車のうち、現役の25台の写真が飾られ、市重要文化財に指定されている山車の装飾なども併せて展示されている。
新谷さんによると、南足柄市の山車の飾りと京都・祗園祭に用いられる長刀鉾の装飾には関連性があるといい、展示を通し他地域のつながり等も感じられる構成。新谷さんは「地元の文化等を見直すきっかけにしてもらえたら」と話している。
開場は午前10時〜午後5時30分。入場無料。12月31日から1月3日までは休館となる。
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