南足柄市大雄山駅前の商業施設・ヴェルミ2で1月17日まで開かれている企画展「ワッショイみなみあしがら博覧会」(新谷一文実行委員長)のイベントの一環として、昨年末に花魁(おいらん)の練り歩きが行われた。同施設内にある店舗「洋服のお直しSANWA」大雄山店の伊藤あけみさんが主体となり、花魁姿や仮装した伊藤さんの親族ら9人がまわり、買い物客らを楽しませた。
本企画は、博覧会の新谷実行委員長とつながりがあった伊藤さんからの打診で実現したもの。この日はビル2階を出発した後、音楽に合わせて優雅な足さばきで前進しフロアを巡回した。
着物は伊藤さんが用意し、着付けは同施設内の着物専門店・さが美大雄山店の橋本えり子さんが担当した。イベント中は一団のあでやかな姿を写真に収めたり、一緒に写真を撮ったりする買い物客の姿も見られた。
新谷実行委員長は「花魁の練り歩きを店内でやることはめったにない。これを機にこんな文化もあることを知ってもらえれば」と話し、伊藤さんは「もし、また機会があれば協力させていただきたい」と話した。
同博覧会は南足柄地域の祭りの写真や山車の飾り、地域に関する資料を200点以上のパネルなどで展示している。
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