開成町商工振興会(山田貴弘会長)はこのほど、町内での新規開業などを応援するプロジェクトチーム「Team(チーム) KAI(カイ)」を新たに立ち上げた。町内外からの創業者の誘致や既存商業者らの業態変更促進等をサポートする。
開成町では建物の改築費負担等で家主と借り手で折り合いがつかない、交渉に伴う人件費が見合わないなどの理由で貸し物件として扱われず、放置されるケースが近年増えているという。こうした中、「活性化のために」と立ち上がったのが今回のプロジェクトだ。
メンバーは、振興会に在籍する不動産業者、建築設計士らからなる。今後創業のノウハウから物件探し、融資に関するアドバイス、広告のためのノウハウの助言を行うなど、開業に至るまでの支援をサポートする。
2月6日からは具体的な実例作りのため、昨年末に閉店した冨士寝具センターの改修工事を実施する。振興会が運営し、インキュベーション(事業創出、創業支援)の機能を持たせたコワーキングスペースとして生まれ変わらせる計画という。
山田会長は「本格的な事業はこれから。地域の活性化につながるようメンバーと協力するなどし、取り組んでいきたい」と話していた。
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