神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
足柄版 公開:2021年4月24日 エリアトップへ

大野山の「動物」新調 標高知らせるモニュメント

社会

公開:2021年4月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
山頂での設置を終えた参加者たち
山頂での設置を終えた参加者たち

 山北町の大野山ハイキングコースに設置されていた木製動物モニュメントのうち8点が4月29日の山開きを前に、このほど新調された。コース途中、東京スカイツリーと同じ634m地点でハイカーたちを応援する。

 大野山のモニュメントが話題に上がったのは、山北町議会(府川輝夫議長)が町のあらゆるテーマについて、町民と気軽に意見交換をする場として開いているイベント「おしゃべりCafe」の席上でのこと。参加者の一人から「とても愛らしいが、設置から年数が経過し、劣化が激しい。ぜひ交換を」という声が上がった。

 これを受け、議会は設置者である町観光協会に相談。大野山は近年の山ブームを受けて、家族づれを中心に人気を集める山北の顔の一つであることから、今シーズンの山開きを前に更新するように動き始めた。

 使用する木材は共和地区、製作は彫刻家の蘭二朗さんがそれぞれ全面協力。観光協会の会員らの手によってペイントが施され、ウサギ、アヒル、ベンチなど計8つのモニュメントが完成した。

 4月15日の設置日には、町議員有志ら10人が参加。ハイキングコース3カ所の634m地点と山頂にモニュメントを設置した。町観光協会の依田政文事務局長は「たくさんの方々の協力を得て、無事に更新を終えることができた。美しい景色とともに、町を訪れる人たちが笑顔になればうれしい」と話した。

 登山者の安全を祈願し例年、大野山山頂で開いている山開き式は4月29日。今年は新型コロナウイルス感染防止のため、規模を縮小。牛乳配布、特産物等の販売、フォルクローレ演奏やコーラスなどは行われない。

足柄版のトップニュース最新6

「健康」でライザップと協定

開成町

「健康」でライザップと協定

医療費抑制などを期待

4月20日

開成・大井で「移行」始まる

中学校部活動

開成・大井で「移行」始まる

足柄上エリアの状況調査

4月20日

仁王門100年ぶり修繕

延命寺(松田町)

仁王門100年ぶり修繕

開山550周年事業で

4月13日

「のるーと足柄」利用1万人

松田町

「のるーと足柄」利用1万人

運行開始から半年

4月13日

学習机の天板、町産材に

山北町立川村小

学習机の天板、町産材に

「町の林業身近に」

4月6日

車両損壊等が連続発生

松田署管内

車両損壊等が連続発生

3月末に被害が集中

4月6日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月20日0:00更新

  • 4月13日0:00更新

  • 4月6日0:00更新

足柄版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook